151回 武蔵屋酒舗ワイン会のご報告 [夏秋武蔵屋酒舗]

昨晩の水曜日は毎月恒例のワイン会でした。
ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。



151回 武蔵屋酒舗ワイン会

日時:2011年10月26日(水)19:00~
会場:フェリア
会費:6,000円


テーマ「マダム・ルロワの飲み頃ブルゴーニュとマランジュのトップ生産者シュブロを飲む」

ブルゴーニュ好きなら誰もが憧れる名門ルロワ。
今回はマダム・ルロワが造る蔵出し飲み頃ブルゴーニュを赤(2000年)白(1999年)と
楽しみます。ただのACブルとあなどるべからず、熟成したバックヴィンテージは
目からウロコの美味しさです。
あわせて、日本人の奥さまがいることでも話題になったドメーヌ・シュブロもお出しします。
熟成されたブルゴーニュといきいきと果実味あふれるブルゴーニュの対比によって
ブルゴーニュワインを楽しむための鍵がここにあります。


ワインリスト

白ワイン
・マランジュ・ブラン2008   ドメーヌ・シュブロ  ¥4,515
・ブルゴーニュ・ブラン1999   ルロワ  ¥5,250


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赤ワイン
・マランジュ・ルージュ2007   ドメーヌ・シュブロ  ¥3,815
・サントネー・ルージュ2007   ドメーヌ・シュブロ  ¥4,288
・ブルゴーニュ・ルージュ2000   ルロワ  ¥5,250


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LEROY  ルロワ
数あるブルゴーニュのワイン生産者のなかでも、トップブランドと称される
名門ワイナリー「ルロワ」社。
1867年以来の歴史と伝統を受け継ぎ、現在はマダム・ルロワによって最高品質が守られています。
ルロワ社のワイン造りにおいては、まずブドウを育む「土」を大切にしています。
そのため、畑は生態系を壊さぬように配慮され、薬効肥料によるエネルギーを重視し、
宇宙のリズムに従って畑を管理する「ビオディナミ法」への取り組みを行っています。
マダムはニコラ・ジョリー氏からビオディナミ農法の手がかりを得て、故フランソワ・ブーシェ氏の
コンサルタントを受けます。
ブーシェ氏は最初、「46区画で22.5ヘクタールもの畑。一度でやると、決して成功しないだろう」と
厳しく言い放ったと言いますが、マダムは「試してみましょう」とひるまず、すべての区画を1日で
切り替えました。段階的に移行したドメーヌ・ルフレーヴと比べても急進的で、妥協のないラルーの
激しい性格を映したエピソードです。93年にはベト病で収穫が大きく落ち込む苦労もしたが、
一般の化学薬品には頼りませんでした。ルロワ社で醸造するワインには、この方法で造られた
「ドメーヌ・ルロワ」と、一流ワインを買い求めてルロワ社のセラーで熟成させた
「メゾン・ルロワ」があり、このほかにオーナー個人が所有する畑で収穫されたブドウから造られた
「ドメーヌ・ドーブネ」という希少なワインもあります。
どれもが世界中のワイン愛好家から賞賛される、信頼の品質と味わいを誇るワイン。
常にその年最高の出来を追求した傑作をお届けしています。(輸入元資料抜粋)

ラルー・ビーズ・ルロワ  Lalou Bize-Leroy
Domaine LEROY  ドメーヌ・ルロワ当主
1933年生まれ。55年からメゾン・ルロワに参画し、88年に高島屋の資本援助を得て、自身のドメーヌを興しました。71年からドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの共同経営者をルロワ一族の代表として務めたが、92年に解任。ブルゴーニュで最も偉大な造り手の1人と認められている。

三つのルロワ

・ドメーヌ・ルロワ Domaine LEROY
赤いキャップ・シール
エチケットには「Mis en bouteille au Domaine Leroy Vosne-Romanee (Cote-d'Or)」と記載。
1980年代後半、マダム・ルロワはブルゴーニュのワインの質の劣化、造り・土壌のあり様が
あまりにも腐敗したことに見かね、自分の畑を持ち自らの手でブドウ栽培から手掛ける事を決意。
1988年にドメーヌ・ルロワを興し、マダム、ファミリー、高島屋で1/3ずつ所有しています。
・メゾン・ルロワ Maison Leroy
白いキャップ・シール
エチケットには「Mis en bouteille par Leroy Negociants a Auxey-Meursault (Cote-d'Or)」と記載。
ルロワ社は1868年オークセイ・デュレスに創設されました。
販売用としては熟成されたブルゴーニュ・ワイン最大のコレクションを持っているといわれ、
そのストック約200万本とも。
ブドウ醸造学者のジャック・ピュイセ氏曰く「ここはワインのルーブル。ブドウ畑と彼等の語る言葉に
囲まれた文化の時だ」と大賛辞を贈っています。メゾン・ルロワの特徴は、飲み頃になるまで
ルロワ社のセラーで熟成させ、深い味わいを追及したトラディショナルなスタイルのワインで
あることです。マダム・ルロワの厳しいテイスティングによるチェックの上で買い求めた良質の
ワインのみを自社で熟成させ出荷しています。
・ドメーヌ・ドーヴネ Domaine d'Auvenay 
マダムはドメーヌ・ルロワ設立と同じ年に、夫と共に、サン・ロマンの高台にある
ドメーヌ・ドーブネを購入。
ドメーヌ・ルロワとの違いはドーブネは100%マダム&夫の所有であることです。
それ故に人の意見に左右されない、マダム究極のワイン造りが行われています。エチケットには
「Mis en bouteille au Domaine par Lalou Bize-Leroy S.C. du Domaine d'Auvenay, Meursault」とマダム個人名が記載。


ドメーヌ・シュブロ  DOMAINE CHEVROT  
マランジュのトップ生産者の一人と呼び声高い、ドメーヌ・シュブロは、ワインの産地として有名な
ブルゴーニュ地方、コート・ドールの南玄関口、シェイイ・レ・マランジュ村ソーヌ・エ・ロワール県)の
中心に位置しています。歴史は古く1798年からワイン造りを始め、現在では16haの畑から
10種類の原産地呼称のワインを生産しています。
現当主パブロは、ディジョン大学で生物学と栽培環境学を学び、ボルドー大学で
ワイン醸造士国家資格を取得。2002年7月よりドメーヌのワイン造りをはじめ、2003年よりボーヌの
CFPPA(農業及びワイン醸造専門学校)でも非常勤講師として醸造学を教える若き造り手。
そんなパブロの奥さんは日本人です。
奥様かおりさんは、15年間にわたる日本航空株式会社客室本部在籍中、シニア・ソムリエの資格を
取得、ワイン研究のため、ボルドー大学醸造学部DUADに留学するほどワインにのめり込みパブロと
出会います。また一緒にワイン造りを行っているパブロの弟ヴァンサンは上級栽培・醸造技術、
ワイン醸造士国家資格をディジョン大学で取得しています。これらの若い世代は、世界のワイナリーを
巡り研修を積み、力を合せ、先祖から引き継ぎ築いてきた名声をより実りあるものにする為に努力を
重ねています。 シュブロ家の畑は、底土にはジュラ紀時代の石灰土、表土には自然に灌漑された
粘土と白亜の混合土といった、ブドウ造りに大変適した土地です。
そして、気候は半大陸性気候夏暑く、冬寒い)で、日照条件も良く、太陽の光と共に地中海から
運ばれるミネラル分を多く含んだ南風が吹き、ワイン造りに適した最高の地味(テロワール)を
自然から享受しているといえます。シュブロ家のブドウの木の平均樹齢は35年、古い樹は
2世代前に植えられた80年にもなります。(輸入元資料抜粋)



お料理はこんな感じです[ぴかぴか(新しい)]


前菜盛り合わせ
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パスタ
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メイン(鶏肉の赤ワイン煮込み)
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151回 武蔵屋酒舗ワイン会のワインリストとご説明は以上です。
次回のワイン会は2011年11月30日となります。

年内最後のワイン会になります。
宜しくお願いいたします。



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