「142回 武蔵屋酒舗ワイン会」のご報告 [夏秋武蔵屋酒舗]

1月26日の水曜日は142回武蔵屋酒舗ワイン会でした^^
お忙しいところ、ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。

142回 武蔵屋酒舗ワイン会

テーマ「北イタリア、アルト・アディジェ最高の赤ワイン“ラマレイン”を飲む」


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本日のワインリスト

白ワイン 
●シャルドネ 2008 ¥4,725
シャルドネ100%

ロゼ 
●ラグレイン・クレッツァー 2009 ¥4,200
ラグレイン100%
隠れたラグレインの逸品。平均樹齢は25年、7月にブドウの50%を間引いて、マロラクティックは行わず、収穫時期を遅めにしたり収量制限を行うなどして、ブドウの凝縮感を高めます。これにより、一般的なロゼのイメージに当てはまらない力強さを持ったロゼワインが出来ます。

赤ワイン
●サンタ・マッダレーナ・クラッシュ 2006 ¥4,410
スキアーヴァ90% ラグレイン10%

●ラグレイン・レゼルヴァ 2006 ¥6,825
ラグレイン100%


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●ラマレイン 2008 ¥12,600
ラグレイン100%
ラグレイン100%で造られるワインは、平均樹齢25年のブドウから醸されます。7月にはブドウの50%が間引かれ、収穫されたブドウは小さなプラスチックかごに入れられて、クリスマスまで屋根のある場所で乾燥させられます。この手法、同じイタリアの特産ワインである「アマローネ」が干しブドウを用いて造られることにヒントを得て採用されたことで、「アマローネのようなラグレイン」=「ラマレイン」という名の由来になっています。樽で最低16ヶ月間熟成した後ボトリングされますが、印象的なラベルの絵は中世のアルト・アディジェの歌手・詩人であった「オズヴァルト・ヴォン・ヴォルキンシュタイン」という方をモデルにしているとのこと。北イタリア産のワインとは思えないような凝縮感と果実味が持ち味です。イタリアワインの中でも最も入手困難なジョセフス・マイヤーの看板ワインです。

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Josephus Mayr

北イタリア、アルト・アディジェを代表するワイナリー、ジョセフス・マイヤー 。

世界中のワインのプロ、イタリアワイン愛好家に大きな影響を与える辛口評論で有名なワインガイド「ルカ・マローニ」でイタリアワインNO.1の評価を受け、同じく著名なイタリアワインガイド「エスプレッソ誌」でも★★★三ツ星評価を受けるなど、その実力は大変評価が高く、イタリア国内でもめったにお目にかかれない稀少な生産者です。日本でも、国内輸入本数もとてもとても少なく、ワイナート27号のイタリア特集のカラーページにて代表作「ラマレイン」が紹介されて、より一層入手が困難となりました。

創業は1629年。マイヤー家の祖先・シモン・マイヤーがこの地に醸造所を購入してから10世代に渡り営まれてきた家族経営のワイナリーです。所有する畑はボルツァーノ盆地の東端に位置し、典型的な斑岩土壌の上にあり、土には複雑なミネラルの成分が含まれています。気候は、冬は穏やかな寒さで夏も蒸し暑くなく、一年を通してブドウ栽培に好影響を与える風が絶えず吹き、高品質のブドウを産するのに最適とされ収穫はとても遅い時期に行われます。

限りなく品質を重視したワイン造りで定評があり、収量制限も厳しく、所有する6haの畑は7000本/haの密植で1本から1房しか収穫しない区画もあります。平均樹齢は40年で、中には60年を越すものも。農薬を出来るだけ使わない工夫や、醸造に関しても、6種類の酵母を使い分けたり、温度ショックを起こして(醸しの時に5日目に温度を下げてショックを与える)醸造させる方法など独自の方法が詰まっています。

ジョセフスは常にどうしたらもっと美味しいワインが出来ないかとそればかりを考えており、彼のワイン造りはビジネスというよりは、むしろ好きな事に夢中な子供のようだとの事です。彼の手のひらは想像できない程に傷だらけで、真っ赤に色が染み着いており、それ程畑仕事に没頭している証となっています。

(輸入元資料より) 



142回 武蔵屋酒舗ワイン会のご報告は以上です。
次回のワイン会は2011年2月23日となります。宜しくお願いいたします。


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