138回 武蔵屋酒舗ワイン会のご報告 [夏秋武蔵屋酒舗]
昨日の水曜日は138回武蔵屋酒舗ワイン会でした^^
お忙しいところ、ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。
今回のテーマは“ピーター・シセックを楽しむ”でした。
Peter Sisseck ピーター・シセックはどんな人???
コペンハーゲン出身のデンマーク人。農学校卒業後、ボルドーのサン・テミリオンでシャトーを経営していた叔父の許でブドウ栽培と醸造を学びました。また、高級ガレージワイン「シャトー・ド・ヴァランドロー」にて研鑽を重ね、カルフォルニアでも研修を続けた後、スペインへ渡り、1990年リベラ・デル・ドュエロにあるワイナリー“アシエンダ・モナステリオ”の醸造責任者として就任。一方、リベラ・デル・ドゥエロの中心地に近いラ・オラの付近で、樹齢50年以上の畑を買い集め、合計5ヘクタールの畑で“ドミニオ・デ・ピングス”を興し、1995年のファーストヴィンテージ「ピングス」で一躍有名となりました。
(パーカーポイント98点、以降PP90を下ることはなく、2004年はPP100)
当日のワインはこんな感じでした
Clos d‘Agon
スペイン/バルセロナの北、カロング ヴィノ・デ・メサ
●Clos d‘Agon Blanco クロ・ダゴン ブランコ 1999 ¥4,600
品種 ヴィオニエ50%、ルーサンヌ40%、マルサンヌ10%
熟したグレープフルーツの皮を蜂蜜に漬けたイメージの甘い香りに花の香り。
柔らかく、濃度のある口当たりと味わい。樽の使い方も上品で綺麗なバニラの香り。
これはすっごく美味しい。アルコール感たっぷり、熟成感もあり、酸も綺麗。まるで桃のコンポートのよう。
後味はドライです。
●Clos d‘Agon tinto クロ・ダゴン ティント 1999 ¥7,980
品種 カベルネ・ソーヴィニョン50%、メルロー30%、シラー20%
美しい濃いルビーの色合い。甘いカシスやブラックチェリー、コーヒー豆やタバコ、
オーク由来のローストやバニラの複雑な香り、柔らかく、リッチな味わいで上品で
キメのある酸が心地よく広がります。
●Quinta Sardonia キンタ・サルドニア 2002 ¥7,350
スペイン/ドゥエロ河沿い、サルドニア ヴィノ・デ・メサ
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン40%、メルロー30%、ティント・フィノ(テンプラニーリョ)30%
洗練された風味とエレガントさを追求する為、丁寧な手作業で畑仕事が行われています。
完熟したフルーツ、樽の印象も果実味と調和してコーヒーにキャラメル。
若々しさの中にあるパワフル、そして長い余韻が特徴的なワインです。
●Matador Barcelo マタドール バルセロ 2000/テルモ・ロドリゲス&ピーター・シセック ¥30,450
スペイン/D.O. リベラ・デル・ドゥエロ
品種 テンプラニーリョ100%
あのテルモ。ロドリゲスとピーター・シセックの最強コラボワイン。
【マタドール】と言うスペインのメンバー制セレブ雑誌の企画で<一流のアーティストとワイン・メーカーのコラボレーション>がテーマとなり造られました。企画責任者にテルモ、今回の醸造はピーター・シセックが担当。ラベルはミゲール・バルセロの作品です。小豆がかった深いルビー色。開けたてからまとまりのある華やかな香り。赤いベリー類のゼリーや花の香り。ミルク・チョコレート。つるりと舌を撫でる、滑らかなボディ。口中でも果実の甘み、酸、細かなタンニン、アルコールとともに完璧な一体感があり、アフターまでそれが崩れない。果実の力は凝縮されながらも非常にエレガント。抗し難いほどのセクシーさが印象深いワイン。
さすがにこの価格帯なので美味しくない訳もなく・・・。素晴らしく官能的なワインです
138回 武蔵屋酒舗ワイン会のご報告は以上です。
次回のワイン会は2010年9月29日となります。宜しくお願いいたします。
お忙しいところ、ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。
今回のテーマは“ピーター・シセックを楽しむ”でした。
Peter Sisseck ピーター・シセックはどんな人???
コペンハーゲン出身のデンマーク人。農学校卒業後、ボルドーのサン・テミリオンでシャトーを経営していた叔父の許でブドウ栽培と醸造を学びました。また、高級ガレージワイン「シャトー・ド・ヴァランドロー」にて研鑽を重ね、カルフォルニアでも研修を続けた後、スペインへ渡り、1990年リベラ・デル・ドュエロにあるワイナリー“アシエンダ・モナステリオ”の醸造責任者として就任。一方、リベラ・デル・ドゥエロの中心地に近いラ・オラの付近で、樹齢50年以上の畑を買い集め、合計5ヘクタールの畑で“ドミニオ・デ・ピングス”を興し、1995年のファーストヴィンテージ「ピングス」で一躍有名となりました。
(パーカーポイント98点、以降PP90を下ることはなく、2004年はPP100)
当日のワインはこんな感じでした
Clos d‘Agon
スペイン/バルセロナの北、カロング ヴィノ・デ・メサ
●Clos d‘Agon Blanco クロ・ダゴン ブランコ 1999 ¥4,600
品種 ヴィオニエ50%、ルーサンヌ40%、マルサンヌ10%
熟したグレープフルーツの皮を蜂蜜に漬けたイメージの甘い香りに花の香り。
柔らかく、濃度のある口当たりと味わい。樽の使い方も上品で綺麗なバニラの香り。
これはすっごく美味しい。アルコール感たっぷり、熟成感もあり、酸も綺麗。まるで桃のコンポートのよう。
後味はドライです。
●Clos d‘Agon tinto クロ・ダゴン ティント 1999 ¥7,980
品種 カベルネ・ソーヴィニョン50%、メルロー30%、シラー20%
美しい濃いルビーの色合い。甘いカシスやブラックチェリー、コーヒー豆やタバコ、
オーク由来のローストやバニラの複雑な香り、柔らかく、リッチな味わいで上品で
キメのある酸が心地よく広がります。
●Quinta Sardonia キンタ・サルドニア 2002 ¥7,350
スペイン/ドゥエロ河沿い、サルドニア ヴィノ・デ・メサ
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン40%、メルロー30%、ティント・フィノ(テンプラニーリョ)30%
洗練された風味とエレガントさを追求する為、丁寧な手作業で畑仕事が行われています。
完熟したフルーツ、樽の印象も果実味と調和してコーヒーにキャラメル。
若々しさの中にあるパワフル、そして長い余韻が特徴的なワインです。
●Matador Barcelo マタドール バルセロ 2000/テルモ・ロドリゲス&ピーター・シセック ¥30,450
スペイン/D.O. リベラ・デル・ドゥエロ
品種 テンプラニーリョ100%
あのテルモ。ロドリゲスとピーター・シセックの最強コラボワイン。
【マタドール】と言うスペインのメンバー制セレブ雑誌の企画で<一流のアーティストとワイン・メーカーのコラボレーション>がテーマとなり造られました。企画責任者にテルモ、今回の醸造はピーター・シセックが担当。ラベルはミゲール・バルセロの作品です。小豆がかった深いルビー色。開けたてからまとまりのある華やかな香り。赤いベリー類のゼリーや花の香り。ミルク・チョコレート。つるりと舌を撫でる、滑らかなボディ。口中でも果実の甘み、酸、細かなタンニン、アルコールとともに完璧な一体感があり、アフターまでそれが崩れない。果実の力は凝縮されながらも非常にエレガント。抗し難いほどのセクシーさが印象深いワイン。
さすがにこの価格帯なので美味しくない訳もなく・・・。素晴らしく官能的なワインです
138回 武蔵屋酒舗ワイン会のご報告は以上です。
次回のワイン会は2010年9月29日となります。宜しくお願いいたします。